高齢の親が実家で一人暮らしをしている方の悩みといえば、異常があった時にすぐに知ることができないという不安ではないでしょうか。
「実家にもっと頻繁に様子を見に行けたら・・・。」「親と一緒に暮らした方が良いのかな?」と悩んでいる人も多いと思います。
実は、そのような気懸りは、見守りサービスで軽減することができます。
このコラムでは、高齢で一人暮らしをする親を持つ方に向けた、見守りサービスを解説します。それぞれの見守りサービスのメリット・デメリットや、親の状況に合った見守りの方法もわかりますので、チェックしてみてください。
実家に一人暮らしをしている親の異常をタイムリーに把握できないパターンは3つあります。
1.なかなか親に定期的に連絡する時間が取れない。
2.見守りサービスを親に切り出せない、もしくは嫌がっていて、利用できていない。
3.見守りサービスを利用しているが、アプリへの異常通知を見落としてしまう。
実家の親に毎日メールもしくはLINEをしたり、電話をしたりしている人もいるかもしれませんが、仕事が忙しかったり、自分の生活があったりして、なかなか連絡を取れていないという方も多いのではないでしょうか。
見守りサービスの利用を考えてはいるけれども「『年寄り扱いするな』と言われそうで親に切り出せない。」「『監視されているみたいで嫌だ』と親に拒否された。」というようなお話もよくお伺いします。
見守りサービスの利用をしていても、親と子のライフスタイルに合わない仕組みの場合、本当に異常があった時を見落としてしまうということも考えられます。
ご自身や親の状況に合わせた見守りは、どう選べばよいのか、見守りサービスに問い合わせてみることが一番の近道です。
・【体験談】「見守る方」の声
・【開発者談】一人暮らしをする母のために利用して変わった事
親に合った見守りサービスはどれ?費用も比較
近年、様々な見守りサービスがあります。以下に、主な種類、費用相場、サービス内容そしてメリット・デメリットをまとめました。
【高齢者見守りサービスの月額料金比較】※税込み/2022年11月現在
見守りサービスの種類 |
サービス名/ 提供事業者 |
月額料金 (税込) |
サービス内容 | メリット | デメリット | |
1 | 電話での会話型 | つながりプラス/ 株式会社こころみ |
¥8,800 | 毎週1回お電話&ライフレポート | 他者とのコミュニケーションのよい機会になる | 相手の表情が見えない電話での会話は、かえってストレスになる可能性がある |
2 | 複合型 | ホームセキュリティ/セコム株式会社 |
¥4,840 *注1 |
急な体調不良だけでなく、犯罪、火災など実家におけるあらゆる緊急事態を見守り、異常を感知したら24時間365日スタッフが駆け付けてくれる | 実家にいる親の安全を総合的に見守ってもらえる | 初期費用として工事費などの設定費がかかるのと月額月額の契約料金が高め |
3 | カメラ型 |
みまもりCUBE/ 株式会社ラムロック |
¥4,290 | ライブ映像・録画映像の確認、会話機能 | 自身のスマホで実家の様子をいつでも都合の良い時や気になった時に確認できる | プライバシーの侵害から親がカメラを嫌がる可能性がある |
4 | 通報型 | ALSOK/ 綜合警備保障株式会社 |
¥2,750 *注2 |
緊急ボタンを押すと、24時間365日いつでも実家にスタッフが駆け付けてくれる |
24時間365日いつでも実家に向かってくれるスタッフが待機している |
通報ボタンを押せないような重篤な状況に対応できない可能性がある |
5 | 訪問型・宅配型 | 郵便局の見守りサービス/ 日本郵便株式会社 |
¥2,500 | 月1回30分の訪問 | 他者とのコミュニケーションのよい機会になる | 急な体調不良や転倒などにリアルタイムに対処できない |
6 | 家電型 | 見守り電球/ エヌ・ティ・ティレゾナント株式会社 |
¥1,078 *注3 |
いつもと違う状態の時、見守る側に通知でお知らせが届く 過去の通知履歴から異常時・正常時を確認できる |
実家に一人暮らしをする親のプライバシーを守りながら、日々の暮らしにおける異変を察知できる | お知らせがリアルタイムでない (1日の行動を通しての異変を検知してから異常通知が発せられる) |
7 | センサー型(USB型) | 高齢者みまもりサービス まもりこ
|
¥550 本体価格 ¥13,200 |
センサーを設置した場所に動きがないと異常通知がアプリ届く(1日3回判定) |
毎日使う場所にさりげなくセンサーを設置することができるので、プライバシーを守りながら見守りができる |
センサーを電源コードでつなぐ必要があるので、設置できる場所が限られている 1日の判定回数が固定なので異常事態をリアルタイムで知ることができない |
8 | センサー型(電池型) | ひとり暮らしのおまもり/株式会社ビーラボ | ¥770 | センサーを取り付けた場所(ドアなど)が一定時間動かない異常事態になると通知がアプリに届く |
毎日使う場所にさりげなくセンサーを設置することができるので、プライバシーを守りながら見守りができる 「一定時間動きが無い時の異常事態通知」が来るまでの時間を5~24時間の間で自由に設定できる |
一定時間動きがない時にお知らせが行くので異常事態をリアルタイムで知ることができない。(ただしオプションのケアウォッチで異常を知らせることが可能) |
*注1・2:月額レンタルプランの場合
*注3:専用電球・電気代別途
(参照元:「高齢者見守りサービスの種類とは?それぞれの特徴を比較」Glimpse 2022年10月)
- 工事不要の見守りサービス
- 落とし物防止に使われているIoT技術を採用
- 月額費用がかからず9,240 円(税込)と低額
まとめ
見守りサービスを活用するメリットは、親・子が安心して生活できることにあります。ですので、両方にとって生活の妨げにならず、手間とコストの負荷が少ないことが継続的な利用につながります。
デメリットとしては、見守りサービスが親と子のライフスタイルに合わない場合、お互いにとってストレスになる可能性があることです。
『ひとり暮らしのおまもり』は、2週間無料でデバイスを利用することができるので、実際に体験して実家と自身の状況に合うか確認してからサービスを始めることができます。是非ご活用ください。
『ひとり暮らしのおまもり』について簡単にご紹介
『ひとり暮らしのおまもり』は、シンプルで手軽に始められる見守りサービスです。
1.必要なものは普段のスマホとWi-Fiだけ
2.工事不要で、届いて10分で始められる
3.月額費用がかからず9,240 円(税込)とリーズナブル
4.プライバシーに配慮したシステム
5.電池が長持ちでメンテナンスがラク
6.異常時だけ通知するので見逃さない
7.LINEグループで家族と一緒に見守れる
『ひとり暮らしのおまもり』ご利用者様の声
👤「安心できます」
見守る方 | 60歳 男性 |
見守られる側 | 87歳 女性 |
センサーの設置場所 | トイレのドア |
導入したきっかけ | 離れて住む高齢の父親を見守れるサービスを探していましたが、カメラを使用するような見守りツールは本人が嫌がるので、困っていました。 |
利用した感想 | センサーで生活が分かるというのはシンプルですが合理的で、使用してみると、父が元気な間はこれで十分だと感じました。 |
👤「監視されている感じがしない」
見守る方 | 50歳 男性 |
見守られる側 | 78歳 女性 |
センサーの設置場所 | 洗面所のドア |
導入したきっかけ | 実家の父が亡くなり、母が一人暮らしになったので利用しようと思いました。 |
利用した感想 | 本人に「必要な時しか連絡が来ない」ということを教えたので、あまり監視されている感じはなくていいと言ってました。 |
👤「設定・設置も簡易で使いやすい」
見守る方 | 50歳 男性 |
見守られる側 | 78歳 女性 |
センサーの設置場所 | 洗面所のドア |
導入したきっかけ | マンションの隣に部屋に母親が一人で住んでいるのですが、少し認知症も発症しているため、24時間以内の対応ができればと思いサービスを利用したいと思いました。 |
利用した感想 |
ある意味、シンプルに見守りの機能を満たしていると思います。 シンプルであるが故、設定・設置も簡易で使いやすい。 あとはアラートが鳴らないことを祈るのみです。 |
全ての利用者の方*が「友人や知人に『ひとり暮らしのおまもり』サービスを紹介したい!」と回答しています。*2023年弊社アンケート調査結果に基づく
更に『ひとり暮らしのおまもり』で「親の生活が心配という不安が軽減できた」と多くの方が応えています。是非HPよりチェックしてみてください。