『ひとり暮らしのおまもり』サービスを導入するにあたって必要なものとは

『ひとり暮らしのおまもり』サービスを導入するにあたって必要なものとは

『ひとり暮らしのおまもり』は、「『見守られる側』と『見守る側』にとって手軽に導入できるシンプルなシステムでありたい。」という開発者の想いから生まれました。そのため、両者にとって必要なものは以下の図のように3つだけです。

既に実家にWi-Fiもあって、『見守る側』もスマートフォンを持っているという方も多いかと思いますが、バージョンなどの互換性もありますので、以下に必要なものをそれぞれ詳しく解説したいと思います。

【見守られる側に必要なもの】Wi-Fiのみ

『ひとり暮らしのおまもり』サービスでは、見守る場所でWi-Fi周波数「2.4G」を使用します。「Wi-Fiが既に『見守られる側』にある方」と「Wi-Fiがまだ『見守られる側』にない方」において手順が異なりますのでそれぞれお伝え致します。

Wi-Fiが既にある方:Wi-Fiの周波数を確認

『ひとり暮らしのおまもり』で必要なWi-Fi周波数「2.4G」は、最も一般的ですので、以下のようにほとんどの規格が対応しています。

【歴代のWi-Fi規格】

世代 新名称 規格名
*頭の"IEEE"を省略
最大通信速度 周波数
第6世代
(2019年)
Wi-Fi 6 802.11ax 9.6Gbps 2.4GHz帯
5GHz帯
第5世代
(2013年)
Wi-Fi 5 802.11ac 6.9Gbps 5GHz帯
第4世代
(2009年)
Wi-Fi 4 802.11n 600Mbps 2.4GHz帯
5GHz帯
第3世代
(2003年)
- 802.11g 54Mbps 2.4GHz帯
第2世代
(1999年)
-
-

802.11a
802.11b

54Mbps
11Mbps

5GHz帯
2.4GHz帯

第1世代
(1997年)
- 802.11 2Mbps  2.4GHz帯


(参照元:「WiFiの通信規格とは?規格・周波数帯の種類と特徴を解説」株式会社 Link Life)

もし「心配なので導入前に確認したい」という場合は、以下のようにパソコン、もしくは携帯から確認することができます。

Wi-Fi規格の確認方法

①製品パッケージ/ルーター本体の側面や裏面
一番手っ取り早いのが、実際の印字を見つけることです。「字が小さくて見えない!」という方は写メを撮って画面で拡大して確認することをお勧め致します。

②パソコンから確認【Windowsの場合】

  1. 右下のWi-Fiマークから接続済のルーターの「プロパティ」をクリック。
  2. 「プロトコル」という項目にWi-Fi の規格、「ネットワーク帯域」に周波数が記載されているので確認できる。

③スマートフォンから確認
スマートフォンから接続しているWi-Fiの名前(SSID)に「-2G」「-5G」などの規格が明記されていれば、すぐに確認することができます。しかしながら、表記がない場合、Wi-Fiプロパティをみられるアプリをダウンロードする、ルーターのIPアドレスから検索をするなど手間をかける必要があるので、あまりお勧めはできません。

 (参照元:「【Wi-Fiルーター/IODATA】端末が接続されている周波数帯を確認したい」 株式会社アイ・オー・データ機器/「無線LANの規格と確認方法は?快適に使うためのチェック項目を紹介」パナソニックEWネットワークス株式会社/2022年8月)

Wi-Fiがない方向け:Wi-Fiの導入方法とは

もしWi-Fiが家にない場合は、以下の2つが必要になります。

・インターネット回線
・Wi-Fiルーター

Wi-Fiのルーターは、大きく分けて『固定回線+Wi-Fiルーター』『ホームルーター』『モバイルルーター』の3種類があります。『ひとり暮らしのおまもり』サービスは、どのWi-Fi接続方法でも利用することができます。特に、固定回線が既にご自宅にある環境の場合であれば、新たにWi-Fiルーターを設置するだけで、すぐにサービスの利用を開始することができます。
ですが「そもそもWi-Fiって何・・・?」「ルーターって何・・・?」という方がいらっしゃいましたら、まずは以下のコラムをご覧ください。

関連記事:「今さら聞けないWi-Fiとは?Wi-Fiを使った見守りサービスを導入したい方のための入門ガイド

 

【『見守る側』に必要なもの】スマートフォンとBluetooth

 『見守る側』は、スマートフォンに『ひとり暮らしのおまもり』アプリをダウンロードする必要がありiOS、Androidの端末のみの対応となります。更にアプリのダウンロードには、iOS 14以降、Android 9.0以降が必要になります。スマートフォンが対応していない場合は、アップデートもしくは買い替えが必要になります。

アプリをダウンロードして、ユーザー登録後、通知や位置情報の取得、Bluetoothの使用を求められますので許可してください。「Bluetoothとはそもそも何?」と思われている方は、上記の関連記事に詳しい説明がありますので、参考にしてください。

 

『ひとり暮らしのおまもり』セットが届いてからサービス開始まで

さて、上記の必要なものが揃えば、『ひとり暮らしのおまもり』は最初の図でお伝えした「センサー」と「ステーション」の2つのデバイスが届いてから10分で開始できます。
実際に、その“10分”はどのような流れになるのでしょうか?以下に具体的な手順をご紹介致します。

No. 作業 作業をする人 時間(約)
1 パッケージを開ける

『見守る側』もしくは『見守られる側』

1分
2

スマートフォンにアプリをインストール・ユーザー登録

『見守る側』 3分
3 ステーションをUSBポートに接続 『見守る側』もしくは『見守られる側』 1分
4 アプリにデバイスを追加(ステーション・センサー) 『見守る側』 2分
5 センサーの設置場所を選んで取り付ける 『見守る側』もしくは『見守られる側』 1分
6 アプリで動作確認 ⇒ サービス開始 『見守る側』もしくは『見守られる側』 2分

※上記は、参考までです。状況により前後する可能性があります。

初期設定の際、『見守る側』のスマートフォンとステーションを連動させる必要があるので『見守られる側』の住居に行く必要はありますが、工事は一切不要です。

初期設定マニュアルはこちら


 いかがでしたでしょうか?『ひとり暮らしのおまもり』は、このようにIoT(Internet of Things/モノのインターネット)技術の特徴を活かした、極めてシンプルな見守りサービスです。とはいっても「設定は本当にできるのかしら・・・。」と不安に思う方もいるかと思います。
『ひとり暮らしのおまもり』ではご納得いただいてからサービスを始めていただくために、2週間のお試し期間も設けておりますので、ご興味ございましたらお気軽にお問合せください。

 

ひとり暮らしのおまもりHP

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